こんにちは!
こんばんは!
お楽しみ様です❗️
かまちゃんです。☺️
アスペルガー症候群は「人の気持ちが分からない」といった形で、何かと非難の対象ですよね。
僕もよく言われました。
「よく平気でそんな酷いこと言えるね…」
僕的には正直に思った事で、それなりには考えて、相手にとってもそんなに酷い事とは思わなかったんですよね…涙
また、アスペルガー症候群の方でも、中には
・人の気持ちが分かってしまう
・人の感情が読める
という方も多く存在します。
むしろ、人の気持ちが分かりすぎてしまうために
・気を遣いすぎて疲れる
・空気を読みすぎて疲れる
なんて方もいらっしゃいます。
このブログを書いている僕もアスペルガー症候群(ASD)なのですが、「アスペルガーの方は人の気持ちが分からない」
と聞いた時に、正直ピンときませんでした…
たしかに、
「人の気持ちが分からない時はあるけど、そんなに?大きな特徴?考えてるつもりなんだけど…」
「むしろ、自分は人と関わると空気を読みすぎて疲れるわ…」
なんて思うくらいでした。
というわけで今回は、「アスペルガー症候群で人の気持ちが分かりすぎる」ということに注目して、お話していきたいと思います。
アスペルガーだけど人の気持ちがわかりすぎる人って多いのでは?
アスペルガーなのに
・わりと空気を読めるほうだ
・暗黙の了解も分かる
なんて方は多いのではないでしょうか。
むしろ、
「人の表情や行動に敏感になってしまい、人の表情やちょったした仕草で疲れてしまう…」
気配りする事もある。
そして、
「人と関わると神経がくたくたになってる…」
なんて方も多いでしょう。
世間では「アスペルガー(ASD)の方は人の気持ちが分からない」という悪いイメージを持たれていますが、必ずしもそうではありませんよね。
ありませんよね?笑
僕だけがそう思い込んでるわけではないですよね…汗笑
では、なぜアスペルガーなのに人の気持ちが分かりすぎるのか、僕なりの思いをお伝えしたいと思います。
僕は二次的なものだと思っている。
僕自身はアスペルガー症候群なのですが、わりと周りの空気を読める方だと思いますし、たまにですが、ここは盛り上げどきとか、今のはいじわるだとかを理解することもできます。
そして、これはもしかしたら後天的に身に付けた二次的なものなのかな?
と個人的に思っています。
僕はわりと傷つきやすいタイプ(ガラスのハートの持ち主…笑!)
↑自分でゆうなよ…的な!笑
人の表情や仕草、言葉に強く反応してしまうタイプです。
人から何気なく言われた、ある一言が、ずーっと頭の中に残ってしまい、悩んでしまう…
なんてこともよくありました。
アスペルガー症候群ということもあって、失言をしてしまったことは過去にたくさんありましたし、相手を傷つけたこともありました。
そして、「何でそんなことを平気で言うの?」みたいな事態になったことがあります。
【僕の例】
大切な恋人との別れ…
離婚…
距離が近くなればなるほど、こうなります。
そして、そんな経験を人よりたくさんしていたので、いつのまにか人目をものすごく気にするようになっていたんですよね(^^;)
だから学習能力が悪い僕は20代くらいで自分の経験から学習して、
「こういうことを言うと相手は悲しむ」
「このようなことを言われると、相手は怒るのだ」
と、ある種パターン学習みたいなことを、アスペルガーの僕自身は行なっていました。
人目を気にする性格からも、「このようなことを言うと、相手はどう感じるのか」をかなり考えるようになっていて、いつのまにか自分は人の感情を読めるのでは?
というふうになっていたということです。
例えば、相手に褒められた場合、たいていの日本人は「いえいえ、そんなことはありませんよ〜」みたいな感じで控えめに言葉を返します。
でないと、たいていの日本人は「え?」と違和感を覚えてしまいますよね。
だから、僕もそれを見て学んで、褒められたら、控えめな態度でいた方が無難かぁー、じゃないと相手が「へ?」となってしまう…。
みたいに学んでいったということです。
だけど、慣れてくると同じことは繰り返してしまうのです…汗笑
たまに「ありがとうございます!」と、控えめにせず、冗談で返すことはあるとは思いますが、笑
普通は控えめに返すのが、日本人みたいな部分がありますよね。
というわけで僕の中では、アスペルガー症候群の僕が空気を読めたり感情を読み取れたり、「人の気持ちが分かりすぎる」ようになったのは、後天的に身に付いた能力なのかな?
と思っています。
もちろん、空気が読めるといっても自分の主観で読み取っている可能性も十分にありますし、
未だに新しい事態に出くわすと、その場や空気にあった行動ができない時もあります。
過剰同調性・HSPの人もいるのでは?
ちなみに、アスペルガーの人が過去の失敗経験から、人目をものすごく気にするようになるのは、「過剰同調性」という言葉で表されたりもするようです。
いい人を演じることが多くなり、自分を殺してしまうのです。
もしかしたら、人の感情が分かりすぎるというのは、過剰同調性になっている可能性もあるかもしれませんね。
この記事では「人の感情が分かりすぎる」という点について、僕の場合の話をしてきましたが、もしかしたらあなたはHSPの可能性もあります。
HSP、過剰同調性は何かというと、「敏感すぎる人」として表されます。
HSPとは、どんな人たちのこと?
HSPとは、 アメリカの心理学者であるエレイン・N・アーロン氏が提唱した概念で、「Highly Sensitive Person」の略、 「人一倍敏感な人」という意味です。
「感覚や人の気持ちにとても敏感で、ちょっとしたことにも気づく、気遣いに長けている」と同時に、「強い刺激に圧倒されたり、多くの人の中にいると、すぐに疲れてしまったりする」という特徴もあります。
もしかしたらあなたが
・人目を気にしすぎる
・自分の意見は押し殺し、人に合わせるタイプだ
・自分に自信がなく、相手の意見に同調してしまいがち
・感情を読み取りすぎて人と関わると疲れる…
こんな特徴にあてはまるのであれば、HSPの可能性があるかもしれません。
HSPは、解離性離脱障害などにもつながってくるので、しっかりと把握しておくことが大切です。
以下のページでHSPについてチェック・診断できるので、自分はあてはまっているか?と感じたら確認してみるといいかもしれません。
アスペルガーなのに人の気持ちが分かりすぎる!【まとめ】
このブログでは、アスペルガー症候群だけど「人の気持ちが分かりすぎる…」という方について、その原因をまとめてみました。
僕自身は、過去の失敗経験から自分の意見を押し殺し、必要以上に空気を読もうとして、ある程度人の気持ちが読めるようになったのかもしれない…
と考えています。
それゆえに僕は他人主体的な方が強くなってしまったと思います。
これは僕の勝手な考えですが、やっぱり空気を読まないで思ったことを正直に行動できる方が魅力的な人間に感じます。
限られた方にしか魅力は伝わらないとは思いますが、それでいいと思います。
そして、もしかしたらHSPという「もともと敏感に人の気持ちに反応する」という特徴を持っているのかもしれません。
普通の人でさえ、相手の気持ちを考えないで発言したりする人は多いですし、
「むしろ健常者よりも、アスペルガー症候群の自分の方が空気を読める!」
なんて方は、HSPの可能性を疑ってみてもいいかもしれませんね。
ただ、僕は今は人と関わることが少ない環境で生きていますし、空気を読みすぎて、人の感情が分かりすぎて辛い…なんて状況にはあまりなっていません。
だから、アスペルガー症候群だろうとHSPだろうとあまり気にしていません。
とまぁ、話がそれてきたので今回は以上です。
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